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こんにちは!
メガネ店で店長をやっていた
みけりこと申します!
寒い季節がやってきましたね。
風邪予防としてマスクが手放せなくなる方も多いのではないでしょうか?マスクをしてメガネをかけると、曇ってしっまってストレスに感じますよね。
ラーメン食べるときも曇っちゃうよ💦
レンズを曇りにくくする方法は色々とありますが、その1つに「曇り止め機能がついたレンズにする」という方法があります。
でも…
・曇り止めレンズってどこで作ればいいの?
・お店によって曇り止めレンズに違いはあるの?
こんな風に疑問に思いますよね。
今回の記事では「各メガネ店(JINS、Zoff、オンデーズ、眼鏡市場)の曇り止めレンズを徹底的に比較し、こんな方にはここがおすすめ!」と提案させて頂きます。
結果を先にお伝えすると、私個人的に曇り止めレンズオススメランキングを作ると以下のようになります。
1位 眼鏡市場
2位 Zoff
3位 オンデーズ
4位 JINS
なぜこのような結果なのか?
このあと詳しくお伝えしていきますね。
曇り止めレンズを検討されている方の、お手伝いができれば幸いです!
- この記事は2019年10月に筆者が独自に調べた内容を元に記事にしております。
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目次
そもそもなぜメガネは曇るの?
まずは、そもそもなぜメガネが曇ってしまうのかについて簡単に説明しておきますね。
曇りの原因は”結露”
例えばマスクをしている時。口や鼻から出る暖かく湿った空気。目には見えませんが多くの水分を含んでいます。
この空気は冷たいレンズに触れることで温度が下がり、多くの水分を含めなくなります。含みきれなくなった水分が水滴となり、レンズの表面に付着します。これが結露であり、レンズの曇りです。
そのため曇り止めレンズは、レンズ表面に発生する水滴をどのように処理するかがカギとなります。
様々なシーンで起こるレンズの曇り
メガネのレンズが曇るのはマスクをしている時だけではありません。
- 寒い外から暖かい電車やバスに乗った時
- 寒い日にラーメンなど暖かいものを食べる時
- お風呂に入る時
など、レンズが曇る場面ば様々。
要は、気温差によって曇りは発生してしまうんだね
各メガネ店の曇り止めレンズ比較
それでは本題である、各メガネ店の曇り止めレンズ比較に移っていきます。
まずは比較した結果を一覧にしてみました。
※スマホの方は横スライドで全体を見れます
曇り止めレンズ比較一覧
JINS | Zoff | オンデーズ | 眼鏡市場 | |
価格※1 | 5,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 3,000円 |
球面/非球面 | 非球面 | 球面 | 非球面 | 非球面 |
超薄型レンズに変更 | 不可 | 可※2 | 不可 | 可 |
累進レンズに変更 | 可※2 | 不可 | 可※2 | 可※2 |
仕上げ日数 | 約7日 | 約7日 | 約7日 | 約7日 |
曇り止めコート | 吸水性 | 親水性 | 親水性 | 親水性 |
反射防止コート | なし | あり | なし | なし |
専用メガネ拭き | 不要 | 必要 | 必要 | 必要 |
持続効果 | 1〜2年 | 約2年※3 | 2,3年※3 | 2,3年※3 |
※1 両眼レンズ・税抜きの価格です
※2 別途追加料金がかかります
※3 専用クロスで手入れした場合
表面の傷によって変動あり
違いを詳しくみていきます!
JINSの曇り止めレンズ
専用クロスが必要ない「吸水性コート」を使用
JINSは4つのお店を比較しても
唯一「吸水性コート」のレンズを使っています。
その「吸水性コート」のメリットは専用のクロスで拭き上げなくても、曇り止め効果を発揮すること。これだけ聞くとよく思えますが、実は大きなデメリットがあります。
\吸水性コートのデメリット/
- 効果の持続が1,2年と短い
- 傷や汚れが非常につきやすい
吸水性コートはスポンジのようなコーティングで、レンズ表面についた水滴を吸い上げることで曇るのを防ぎます。
そのため表面は非常に柔らかく、傷や汚れが付きやすいのです。また、吸い上げるのにも限界があるため1,2年で効き目がなくなります。
反射防止コートがついていない
反射防止コートがついていないため、レンズの見た目もぎらつきがあります。
正直なところ、JINSの曇り止めレンズはおすすめできないかな。専用クロスでの手入れが要らないのはありがたいけど、レンズがデリケートだから結局手入れに手間がかかるよ。
Zoffの曇り止めレンズ
追加料金3,000円で作れるのは「球面レンズ」
追加料金3,000円と聞くと安いですが、その代わりレンズは「球面設計」のレンズ。非球面レンズと比べると視界の歪みが生じやすいです。
非球面レンズにするには追加料金が5,000円〜かかるため、非球面レンズを希望される方にとっては結局値段は高くなります。
超薄型レンズも曇り止めにできる
しかしJINSやオンデーズでは、そもそも屈折率1.67や1.74といった超薄型レンズを曇り止めにすることができません。
超薄型を考えている場合は費用はかかりますがZoffなら作ることができます。
累進レンズは曇り止めにできない
遠近両用や中近両用といった累進レンズは曇り止めコートにできません。
とにかく安く作りたい!という方はZoffがいいかな。但し度数が高い方や非球面がいい方は追加料金がかかるよ!注意!
オンデーズの曇り止めレンズ
JINSと悩むならオンデーズが良い
価格や作れる条件はJINSとほぼ変わりません。
そのため、JINSとオンデーズで悩むのであれば、専用クロスで手入れすれば長く効果が期待できるオンデーズのレンズの方が良いと思われます。
眼鏡市場の曇り止めレンズ
堂々と「親水性」を謳うレンズコーティング
4社を比べると、眼鏡市場のホームページが一番しっかり情報が開示されていました。(他のお店はHP上で「親水性」と表記が確認できず、詳しい情報がわからなかったので店員さんに聞いたりしました。私の見落としでしたら申し訳ございません。)
以下、眼鏡市場の曇り止めレンズについての紹介文引用です。
N-CLEARは、水をはじくのではなく、馴染ませるという、従来の撥水コートレンズとは全く逆の発想から生まれた、曇りを防ぐレンズです。高い親水性を持つコート膜を、専用メガネ拭きで拭くだけで、優れた防曇効果と、高い持続性を実現させました。
眼鏡市場公式HP くもりにくいレンズ より引用
レンズ表面についた水滴を、幕のようにして馴染ませることで曇るのを防ぐレンズ。水滴を吸ったら吸いっぱなしの吸水性に比べ、親水性のレンズは専用クロスでこまめに手入れすることで、馴染ませた水分をリセットしているのでしょう。
トータル金額は3社よりやや高くなる
追加料金3,000円で曇り止めレンズが作成できるのは、Zoffと同じ。
しかし、他の3社に比べフレーム表示価格が高いので、トータル的には眼鏡市場が高くなります。(フレームによります)
\参考までに各店のフレーム表示価格/
- JINS 5,000円〜
- Zoff 5,000円〜
- オンデーズ 4,980円〜
- 眼鏡市場 13,200円〜
様々なレンズに曇り止めレンズを付けられる
遠近両用などの累進レンズ
薄型・超薄型レンズにも
曇り止めレンズをつけることができます。
他の3社では「これはできる・あれはできない」というのが意外とあって、いざ作ろうという時に制限ができてしまう場合があります。その点で眼鏡市場であれば様々なバリエーションで曇り止めコートを付けられます。
JINS、Zoff、オンデーズと比べると値段はやや高くなるけど、曇り止めレンズを作るなら眼鏡市場が一番おすすめ!
特に累進レンズでお考えの方、眼鏡市場ではフレーム表示の価格に累進レンズの価格も含まれているのでお得です。
曇り止めレンズに共通する注意点
最後に、曇り止めレンズに共通する取扱上の注意点をお伝えしておきます。
シミや傷がつきやすい
曇り止めレンズはシミや傷が付きやすいです。(吸水性は特に)
汚れが付着したらすぐにメガネ拭きで拭き取ってください。汚れがレンズに染み込んで、シミになってしまいます。
また、レンズに汚れが付着していると曇り止めの効果を発揮しにくくなります。
通常のレンズに比べ、曇り止めレンズは表面が柔らかく傷もつきやすいです。ティッシュやタオルハンカチなどの目の荒い布では拭かないようにしましょう。
傷がつくことによって、曇り止めの効果も薄くなってしまうよ
まとめ
JINS、Zoff、オンデーズ、眼鏡市場の曇り止めレンズについてお伝えしてきました。
\個人的曇り止めレンズオススメランキング/
1位 眼鏡市場
2位 Zoff
3位 オンデーズ
4位 JINS
●一番費用はかかるが、レンズのスペックと、超薄型でも累進レンズでも対応できる点で眼鏡市場が一番おすすめ
●とにかく安くしたいならZoff!但し歪みが出やすい球面レンズ
●JINSとオンデーズで悩むなら効果の持続が期待できるオンデーズ
●JINSの曇り止めレンズは価格・スペックともにオススメできない
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
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